交通事故施術

交通事故による痛みを
根本から改善

交通事故による痛みを根本から改善交通事故に遭遇した際には、迅速かつ適切な対応が不可欠です。
当院では、交通事故による身体の損傷や痛み、その他の症状の改善に特化した施術を提供しています。
交通事故での外傷施術に豊富な経験を持つスタッフが、患者様一人ひとりの状態を詳細に診断し、最適な施術プランを提案します。
さらに、保険会社との交渉や必要書類の手続きなど、患者様の負担を軽減するためのサポートも併せて行います。
まずは、お気軽に当院のスタッフまでご相談ください。

目次

こんなお悩みありませんか?

吐き気やめまい、頭痛が続いている

病院が遠いので整骨院・接骨院でみてもらいたい

交通事故の後遺症をどこでみてもらえばいいのか分からない

交通事故によるケガの施術法を知りたい

交通事故について

交通事故でよく見られるケガ交通事故では、車やバイクとの接触や後方からの衝突が原因で発生することが多いため、事故の状況によってさまざまな種類のケガを負う可能性があります。
交通事故を起こした後は、自身の身体の変化に注意を払い、慎重に対応することが重要です。

事故によるケガの例としては以下のようなものがあります。

・歩行中に車にひかれて転倒し、手首や足首、腰を捻挫する。
・バイク走行中に転倒し、肘や足などを強打して骨折する。
・後方からの追突事故でむちうちを発症する。

また、強い衝撃によってケガが重症化したり、後遺症が残る場合もありますので、早期の適切な対応が必要です。

交通事故で最も多いケガ

交通事故で最も多いケガ交通事故による最も一般的なケガは、「むちうち(頚椎捻挫)」です。
むちうちは、後方からの追突事故や急ブレーキなどで、首が前後に激しく揺さぶられることによって発生します。
この動作が鞭(むち)のように見えるため、「むちうち」と呼ばれています。

むちうちの症状は、首の痛みやこり肩や腕のしびれ頭痛めまい吐き気など多岐にわたります。
特に、脊髄や神経に損傷が及ぶと、感覚障害や運動機能の低下などの重篤な症状が発生する可能性があります。
さらに、むちうちは後遺症を残すことがあるため、長期的なケアも重要です。
定期的な診察やリハビリを継続することで、症状の再発を防ぐことができます。

むちうちの特徴について

むちうちとはむちうちは、交通事故や激しいスポーツ活動によって首の位置にある頚椎(けいつい)が急激に前後左右に揺さぶられることで発生する疾患です。
むちうちの特徴は、首周辺の筋肉や靭帯椎間板血管神経など、様々な部位を損傷する可能性があることです。

人間の頭部は非常に重く、その重さは平均で約4.5〜5.5キログラムあります。
このため、急激に前後左右に揺さぶられると、首に大きな負担がかかります。
特に、交通事故やスポーツ中の激しい衝撃は、首の筋肉や靭帯に過度のストレスを与え、損傷を引き起こします。
さらに、頚椎の椎間板や神経根にも影響を及ぼし、複雑な症状を引き起こすことがあります。

首には重要な中枢神経や血管が通過しており、これらの構造が損傷されると深刻な影響を及ぼす可能性があります。
見た目では損傷の判断が難しく、事故直後には痛みや目立った症状を感じないことも多いです。
しかし、時間が経過するとともに、首の痛みやこり肩や腕のしびれ頭痛めまい吐き気などの症状が現れることがあります。
これらの症状は、むちうちによる神経や血管の損傷が原因で発生します。

コンタクトスポーツまた、むちうちは交通事故だけでなく、ラグビーアメリカンフットボールなどのコンタクトスポーツでもよく見られます。これらのスポーツでは、選手同士が激しくぶつかり合うため、首に強い衝撃が加わることが多いです。
その結果、むちうちが発生しやすくなります。

むちうちの治療には、整形外科的なアプローチやリハビリテーション、整体などが用いられます。
早期の診断と適切な治療が重要であり、症状が軽度であっても専門医の診察を受けることが推奨されます。
さらに、むちうちは後遺症を残すことがあるため、長期的なケアも必要です。
定期的な診察やリハビリを継続することで、症状の再発を防ぎ、生活の質を維持することができます。

むちうちは、その多様な症状と潜在的な重篤性から、慎重な対応が求められる疾患です。交通事故やスポーツ中に首に強い衝撃を受けた場合は、速やかに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

むちうちの種類

むちうちは、交通事故などで首に強い衝撃を受けた際に起こる痛みですが、その種類や症状はさまざまです。

頸椎捻挫型

頚椎捻挫型は、むちうちの中で最も一般的なタイプで、全体の約70%を占めると言われています。
これは、頚椎を支えている靭帯や筋肉が損傷している状態を指し、事故や衝撃によって、これらの組織が引き伸ばされることで発生します。

●症状
首や肩の痛み首の可動制限(前後左右に動かせる範囲が狭まる)頭痛などが主な症状です。
首を動かすと痛みが増すことが多く、日常生活に支障をきたすことがあります。

バレ・リュー型

バレ・リュー型バレ・リュー症候群は、交通事故などの強い衝撃によって自律神経が損傷した状態を指し、自律神経は身体の多くの機能を調節しているため、広範囲にわたる症状が現れます。

●症状
頭痛後頭部の痛みめまい耳鳴り息苦しさ腕のしびれ注意力の散漫などが見られます。
これらの症状は、日常生活や仕事に大きな影響を与えることがあります。

神経根症状型

神経根症状型神経根症状型(根症状型)は、交通事故の衝撃によって脊髄から出ている神経の根元が損傷された状態で、このタイプのむちうちは、神経の圧迫や炎症が原因で多様な症状を引き起こします。

●症状
首の痛み腕の知覚異常しびれ脱力症状後頭部や顔面の痛みなどが見られます。
症状は通常、片側の腕や手に現れ、日常生活の動作に影響を及ぼします。

脊髄症状型

脊髄症状型脊髄症状型は、頚椎の中を走っている脊髄やそこから伸びている神経が損傷されている状態です。
このタイプは、中枢神経である脊髄を痛めているためより深刻な症状を引き起こす可能性があります。

●症状
頭痛めまい吐き気集中力や思考力の低下視力障害足のしびれ尿や便が出にくくなるなどが挙げられます。
これらの症状は、日常生活だけでなく、長期的な健康にも影響を与えることがあります。

脳脊髄液減少症

脳脊髄液減少症脳脊髄液減少症は、脳脊髄液(髄液)がクモ膜下腔から漏れている状態を指します。
この症状は、頭部や背中に影響を与え、重篤な状態になる危険性があります。

●症状
頭痛吐き気めまい耳鳴り背中の痛みなどが見られます。
特に頭痛やめまいは、姿勢によって悪化することが多く、生活の質を著しく低下させます。

これらの症状が現れた場合、むちうちによる神経の損傷が考えられます。
そのため、交通事故を起こした際には、自己判断せず、早急に医療機関で適切な診察および処置を受けることが重要です。
むちうちは、早期の対応が回復に大きく影響するため、少しでも異常を感じた場合は速やかに専門医を受診することが推奨されます。

交通事故での痛みを感じにくい理由について

痛みが少なくとも油断は禁物

事故による強い衝撃や一時的なショックによって、身体が興奮状態になっているとされるため、一時的に交感神経の作用が高まりアドレナリンが分泌されます。
アドレナリンの分泌により、痛みに対する感覚が麻痺するといわれています。
そのため、事故後は痛みを感じにくく、 興奮状態が落ち着いてから痛みがあらわれるケースが多いです。

●痛みが少なくとも油断は禁物
痛みを感じにくいからといっても、事故による身体への衝撃やダメージは蓄積されています。
また、事故の衝撃によっては、頭部や脳にダメージを負っている可能性もあるため、時間の経過とともに症状が現れてくることもあります。
そのため、必ずきちんと医療機関で検査を受けることが重要です。

自賠責保険について

自動車や原動機付自転車の運転者は、交通事故による損傷やケガに対して自賠責保険を利用することができます。

自賠責保険

自賠責保険自賠責保険(自動車損害賠償責任保険)は、自動車やバイクを運転する際に加入が義務づけられている保険です。
交通事故の際、被害者側は自賠責保険から療養費用を支払われるため、負担が軽減されます。

自賠責保険が適用される状況には、以下のような例があります。

・歩行中に信号無視の車に轢かれ、転倒し捻挫を負った
・バイクを運転中、対向車との衝突で肘を強打し骨折した
・赤信号で停車中に後方からの追突事故で、むちうちを起こした
など

自賠責保険は、事故の被害者救済が目的であり、補償される範囲は対人事故の賠償損害のみになります。

また、加害者自身のケガに対する補償も自賠責保険ではおこなわれません。
そのため、加害者のケガに対する補償は、任意保険への加入が必要です。

任意保険にはさまざまな種類があり、自分のニーズや使用頻度に応じて選択できます。
任意保険には以下のような補償が含まれます。

・人身傷害補償保険
・自損事故補償
・無保険車傷害補償
・車両保険

任意保険への加入のメリット

任意保険への加入のメリット●事故の対応が簡単になる
自賠責保険だけでは、事故後の示談交渉や保険金の調整など、すべて自分で手配しなければなりません。
しかし、任意保険に加入していれば、保険会社が仲介に入るため事故処理を代行してくれます。

●自分に適した保障が選べる
人によって自動車の使用頻度や利用目的は異なるため、個人のニーズに合った任意保険から選択できます。

車をよく運転することが多い方や、家族でのお出かけなどで頻繁に車を利用する方は、交通事故による損害から身を守るためにも、任意保険への加入を検討しましょう。

当院の交通事故施術

当院の交通事故施術は、症状によって分かれていきます。
まず、もっとも多いのは首のむちうち症腰痛症です。
首のむちうち症や腰痛症は、大きな外力により、筋肉や神経に大きな負担がかかり、痛みが発生します。

①神経や筋肉の炎症

①神経や筋肉の炎症ひどい症状になった場合は、神経や筋肉に炎症が発生し、安静にしていてもズキズキ痛みがでる場合などもございます。
このような場合は、アイシングを行い患部の炎症促進を遅延させ、ハイボルテージと呼ばれる神経や筋肉の炎症を抑える効果のある電気施術器で炎症や痛みに対してアプローチしていきます。

②関節のズレやゆがみ

②関節のズレやゆがみむちうちによるひどい痛みや、筋肉の緊張が落ち着いてきたら、今度は外力により、ずれてしまった関節や、痛みをかばっていた事により発生した身体全体のゆがみを計測し、改善を行います。
当院ではナーボスコープと呼ばれる背骨のゆがみを計測する専門機器や、姿勢写真などで分析して、一つ一つのゆがみを手でもチェックして骨格矯正や骨盤矯正などを施術をしていきます。

③神経痛

③神経痛ひどいむちうちの場合は、神経症状が残る場合があります。
首の場合は、腕や手にしびれや違和感があったり、腰の場合は足に違和感やしびれがでたりします。
このような症状が出ている場合は、神経を締め付けている筋肉や、関節を調べて筋肉調整や関節調整を細かくおこなっていき、神経の働きを正常化していきます。

④不定愁訴(ふていしゅうそ)

④不定愁訴(ふていしゅうそ)大きな外力により首周りに刺激を受けることにより、脊柱の周辺を走る自律神経にも異常が発生し、めまい吐き気身体の慢性的なだるさ等の不定愁訴を発生することもあります。
その場合はナーボスコープで脊椎のゆがみ箇所(サブラクセーション)を特定し、そこに対して矯正施術などで自律神経を整える施術をおこなっていきます。

また、身体の状態によっては、膝の痛みや腕の痛みなど、打撲を発症したり、初めは痛くなかったのにだんだん痛くなってくるケースなどがあります。
このような場合は、膝や腕など、痛みの出てる部位にも施術をおこなうだけではなく、首や腰の痛みから、代償運動が発生し、膝や腕に負担がかかって痛みがでたりする場合もありますので、身体の動きをチェックして、その症状にあった施術をおこなうことが大切です。

交通事故施術で大切なことは、後遺症を残さず症状の改善を目指すことです。
大きな事故になればなるほど、腕のしびれ、足のしびれ、首腰の痛みが残ったりします。
更には目まいや、身体のだるさ等、事故の前にはなかったような不定愁訴を訴える場合もあります。

これらの症状を残さず改善し、交通事故前の身体を取り戻すことを1つのゴールとし丁寧に施術をおこなってまいります。

交通事故施術までの流れ

01警察に通報

交通事故に巻き込まれたら、すぐに警察に通報してください。
(通常、被害者ではなく、加害者が通報する義務があります)
もしケガがひどい場合や歩行困難などで移動が難しい場合は、早急に救急車を呼びましょう。

必ず相手の連絡先や住所、氏名などを確認し、自分が加入している任意保険がある場合は保険会社にも連絡してください。
(この際に相手の保険会社も確認しておきましょう)

警察が到着し、現場検証が行われ、今後の手続きに必要な事故証明書が発行されます。

警察に通報

02病院で診断書を取得しましょう

症状が軽くても、後で痛みが強くなる可能性があります。
そのため、早急に病院や整形外科で診察を受けましょう。
診察の際には、少しでも痛みや違和感がある部位があれば、必ず医師に診てもらうことをおすすめします。

診察時に医師に伝えていない痛みが後になって悪化したなど、日数が経過してからの症状は交通事故との因果関係が認められない場合がありますのでご注意ください。

病院で診断書を取得しましょう

03施術開始

保険会社に「心身堂鍼灸整骨院・整体院 羽曳野院」での通院を希望される旨をお伝えください。
その後、保険会社の担当者より当院に連絡が届き、自賠責保険での施術が開始されます。
自賠責保険を使った交通事故の施術では、整形外科・病院と接骨院の併用治療も可能です。(健康保険を使った交通事故施術では併用治療が認められませんのでご注意ください)
当院では、手技療法や物理療法によって症状の根本改善を目指していきます。
交通事故の症状は、日によって変化する可能性があるため、毎回施術の際に状態を確認し、常に最適なアプローチをしていきます。

施術開始

04アフターフォロー

症状の今後の経過や、日常生活での注意点といったアドバイスをおこないます。
症状が長期化したり、後遺症があらわれたりすることもあるため、予後について不安がありましたら、お気軽にご相談ください。
早く痛みを改善し、元通りの生活が送れるよう、症状改善に向けて最適な施術をおこなっていきます。

アフターフォロー

著者大島 景太(おおしま けいた)

・国家資格所持:柔道整復師 ・整骨院や鍼灸院などにて10年以上修行 ・整骨院などの勤務時代に、慢性腰痛以外にも腰痛が原因で寝たきりになってしまった方や、膝痛で歩行が困難になってしまった方など、さまざまな症例を経験。 症状の緩和だけではなく、痛みの「原因」に対する施術でその場しのぎではなく「根本的な改善」をご提案いたします。

大島 景太(おおしま けいた)